【現場実録】1984年式PC・FM-77。現在も稼働、修理で対応しています。

1980年代、富士通のパーソナルコンピュータFM-7シリーズはタモリさんのCMでおなじみでした。
キャッチコピーは「青少年は興奮する」。

実は、現在も工場などでは現役で動いています。

パッケージ化されているので、パッと見わかりませんがこちらの機種が入っています。

NCという工場でよく使われる、プログラム通りに材料を切削したりする機械に入っています。
現在と違いHDDなどありませんので、フロッピーディスクに保存してあるプログラムを起動し、マシンが動作します。
今回、このプログラムが起動しないとのことで、点検に伺いました。

事前にNCメーカーに修理依頼をかけたそうですが、マシン側でなくPC側の故障なので30年以上経過している現在では修理のしようがないとの事で、買い替えを勧められたそうです。
もちろんPCだけ買い替えても、現在このプログラムを動かせるPCはなく、NC全体の買い替えとなりますので、!!!!万円のような費用が掛かってしまいます。

そこで当店ではPCの修理をお勧めしました。点検の結果プログラムが起動しない原因は、メモリ不足と判断。
こちらのPCにはプログラム起動用に拡張RAMカードがさされており、192KBのメモリが増設されていました。
こちらの拡張RAMカードが故障していたため、メモリ不足となっていたのです。

拡張RAMカードとかいう特殊なオプション品は中古市場ですらお目にかかれません。
拡張RAMカードの修理をするとして、30年以上経過していることから、不良のチップだけ打ち換えるよりも全てのチップを打ち換えることとさせていただきました。

交換後の写真です。(交換前の写真は撮り忘れました・・・)
拡張RAMカードをFM-77にセットしPCを立ち上げ、NCプログラムが正常起動することを確認しました。

昔のPCが動いているのを見ると、今でも幼少期を思い出し心が躍ります。
中古市場でもPC98ですらなかなかの価格になってきていますね。
因みに私の初所有PCはPC-9801DXでした!

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この記事を書いた人

yossi@psyllcのアバター yossi@psyllc 合同会社ピーエスワイ 代表

1991年、親に購入してもらったPC-9801DX2と、説明書に記載されていたN88-BASICのトランプのサンプルコードをきっかけにITの世界へ入る。1996年にはLinux環境下でNetscapeを用いたインターネット接続を経験し、HTMLに関心を広げ、初めてのWebサイトを作成。MS-DOSからWindows、Mac、Linuxまで、OSの変遷とともに現場経験を蓄積し、2001年にPCサポート事業を創業。以来25年以上にわたり、地域企業のITインフラを支えている。

現在は、PC・ネットワーク・サーバーなどのITインフラ構築に加え、電気工事士として電気回路の設計・施工、空調工事まで幅広く対応。ソフト・ハードの論理的な課題解決から、配線・電源・空調といった物理的インフラ整備までを一貫して担う。

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