個人Gmailで仕事してませんか? 今は多くの外部サービスが「Googleでログイン(SSO)」に対応。だからこそ、(例)webmaster@ドメイン等
の1アカウントに集約して、安全&管理ラクにしましょう。
目次
1分でわかる結論
- 個人Gmail運用は危険:鍵(ログイン)が人に紐づく
(例)webmaster@ドメイン等
に集約:人が替わっても会社/屋号が続く- SSO時代:Google連携で他社ツールも同じ鍵→管理が一層重要
- 移行は追加→確認→降格/削除でOK
なにが問題なの?
- 鍵が個人任せ:休業・体調不良・紛失で触れない
- パスワード共有:誰が何をしたか追えない
- 請求・通知がバラバラ:税務・監査で困る
SSO時代に集約すべき理由
多くの外部サービスが「Googleでログイン」に対応。
1つのGoogleアカウントが“全ツールのマスターキー”になりがち。(例)webmaster@ドメイン等
に統一すると、回収・権限管理・監査がラクになります。
個人事業主・小規模でも作るべき理由
- 信用力UP:@自社ドメインのメールで信頼が上がる
- 私用と分離:見落とし・誤送信を防止
- 外注に強い:共有ドライブ/権限だけ渡せる(ID共有不要)
- SSOを安全に:Figma/Notion/会計などの紐づけ先を仕事用に固定
- 通知の一元化:請求/AdSense/セキュリティ警告を集約
- 端末トラブルに強い:復旧手順が仕事用IDに集まる
- 将来拡張が簡単:無料→Workspaceへスムーズに移行
メール名の例:(例)webmaster@ドメイン等
/ info@ドメイン
/ contact@ドメイン
ゼロ停止の直し方(3ステップ)
- 代表アカウント:
(例)webmaster@ドメイン等
(二段階認証も) - 追加する:GA4 / Search Console / AdSense / reCAPTCHA / Tag Manager / Business Profile / YouTube / Drive / Site Kit に
webmaster@
を所有/管理で追加 - 確認して弱める:動作OK → 個人を編集者へ降格 → 最終的に削除
※ いきなり削除はNG。「追加 → 確認 → 降格/削除」
無料とWorkspaceの違い(やさしく)
項目 | 無料(自社メールでログイン) | Google Workspace |
---|---|---|
所有 | 実質“個人”の器 | 会社/屋号の所有 |
一元管理 | なし | 管理コンソールでまとめて管理 |
@自社ドメインGmail | 不可 | 可(MX切替) |
共有ドライブ | なし | あり(所有は組織) |
退職/外注終了 | 手作業で回収 | 停止→データ移管が制度化 |
SSO運用 | 個別設定・監査弱い | 2SV強制/権限を組織方針で管理 |
費用と移行の可否
- Workspaceは1ユーザー/月額(プランで機能・容量が変化)
- 分散運用のムダ・外注/退職時の混乱・事故リスクの削減で総コストは最適化しやすい
- 移行は可能:競合が出たら無料側をリネーム→Workspace側で同メールのユーザー作成→各サービスは
webmaster@
を所有/管理へ
“追加”のやり方(例)
- GA4:管理→アクセス管理→
webmaster@
を管理者 - Search Console:設定→ユーザーと権限→
webmaster@
を所有者 - AdSense:ユーザー管理→追加→請求/税情報を会社へ
- reCAPTCHA:「MigrateKey」→
(例)webmaster@ドメイン等
で新キー発行→WP登録→旧キー無効化 - Site Kit(WP):接続ユーザーを業務用
(例)webmaster@ドメイン等
に差し替え
チェックリスト
- [ ]
(例)webmaster@ドメイン等
作成&二段階認証 - [ ] 主要サービスに所有/管理で追加済み
- [ ] 動作確認→個人は編集者へ(→最終削除)
- [ ] 請求・通知は
(例)webmaster@ドメイン等
に集約 - [ ] 月1回の権限棚卸し(SSO連携も確認)
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